よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

ZIGZO HOLIDAYS IN CHELSEA TOUR SHIBUYA-AX

注:このレポートは解散を知った直後に書いたため、随所に深読みがあります。

会場に着いたのは18:15頃。私のチケットはA200番台。番号通り入れるか? と期待してたのにすでにA700番台が呼ばれていました……。とりあえず荷物をロッカーに押し込み、急いで中に入る。その時にはA1000番台まで進んでました。開場は18:00のはずなのに、早い。

今日はなんとなく前の方へ。RYO側が他に比べて空いていたので、そのあたりで立ち止まる。前から10人目くらいでしたが、始まったら押されて揉まれて位置なんか関係なくなりました。真ん中よりもRYO寄りなことに変わりはありませんでしたが。

SEが流れ始めると同時に後ろからがーっと押される。ドラムが見えなくならないように、点在する背の高い人(男性もけっこういた)を上手くよけながら流されました。そしてメンバー登場。おおおお近いっ! 「I am a slider」からスタート(多分)。

前の方でも思ったよりも無理なく楽しめます。足を踏まれたり人の腕がぶつかったりはするけれど、嫌なほどではない。何の曲の時だったかダイブした人がいたけれど(しかもダイブの仕方が下手でかなり足をバタバタさせてた)、それさえ避ければ危険もあまりないし。なんだ、ZIGZOは前でも大丈夫だったのか……。私も遠慮せず暴れました。

暴れすぎて記憶が飛んでいるので、順不同に覚えていることを並べてみます。

SAKURAは3回くらいタバコに火を点けた。近かったせいか、煙がもくもくしているのがよく見えました。何故かそれがすごくサマになってるんだよねえ……。タバコ嫌いだけどこういう姿はかっこいいと思ってしまいます。二の腕もよく見えた。最後の方で上に着てたベストを脱いで、黒のタンクトップだけになったら一層かっこよかった。頭は何か巻いたりせず後ろを結んだだけだった(と思う)ので、髪がさらさらしてた。うあーーーーかっこいい……。

ステージ上でぶち切れてるTETSUもかっこいいです。最初出てきたときは髪がさらさらのおかっぱのようだったのに、終わる頃にはボサボサでした。ジャンプした時のシルエットがまるで絵のようで素敵。そんなに動いていても歌はちゃんと歌えていてギターも弾けていて(プロだから当たり前なんだけど)、しかも心をがしっと掴むような歌い方をする。「flow」は圧巻でした。

「前向きな歌です」と言って歌った「もう2度と会えない君へ」。このときのドラムがすごく綺麗でした。じっと聞き入ってしまいました。

曲の合間にSAKURAがペットボトルを回転させながら上に投げ、落ちてきたのをキャッチしそこねた(笑)。で、RYOがそれを真似してちゃんとキャッチして拍手を受け、さらにTETSUも真似してキャッチしたので、DENコールが巻き起こりました。が、DENはやってくれませんでした。

「この歌の主人公は、ZIGZOのメンバーです」というような言葉で始まったのは「BUTTERFLY」。……あとで考えると、確かにそのとおりです。その時はよく分からなくて、どのあたりがメンバーをモデルにしてるんだ? とか思いながら聞いてた。でも「BUTTERFLY」好きなので聞けてよかったです。

「今夜の月は俺達をどう見ているんだろう」(そんな感じだったと思うけど違うかも)と言って歌いだした「笑う月」。♪エルビスとシドとバレエ踊ろ のところを ♪DEN RYOとSAKURAとCHELSEA歌う と替えて歌ってました。最初DEN RYOが聞き取れなくて考えてしまった。

「ブラボ」の間奏がかっこよかった。ソロっぽく弾いてたんですが、多分アドリブ。お互いにちゃんと息が合ってた。それぞれの音がはっきり聞こえて面白かったです。

「HOLIDAY」、予想通りめちゃめちゃ盛り上がる曲でした。楽しかった!

「もうすぐ今年も終わり。ツアーも終わり。今日のライブも終わり」「始まりがあれば終わりがある」「ひまわりは枯れるけど、人間は死ぬまで生きていくから」という当たり前なような、めちゃくちゃ深いようなTETSUのMCに続いて、最後の3曲。「THE WORLD INTRODUCTION」「ひまわり」、そして「CHELSEA」。

最後、会場中から拍手と歓声が上がっているところに、TETSUが鎮めるような手つきをする。静かになったところでTETSUがマイク無しで、「ありがとう!」

そして、TETSU、RYO、DENが袖に消えたところで、SAKURAが前に出てきて、マイクに一言。「また、遊ぼう」

他に演った曲で覚えているのは、「RUSH!!!」「hullaballoo room」「WALK」「裸ピストル」くらい。でもZIGZOの場合はあとでオフィシャルサイトにセットリストが載るので、覚えてなくてもそんなに悔しくなかったりする。今回もアップされる……よなあ??

とにかく楽しかった。後悔はありません。もしこれが最後のライブになったとしても、満足です。

余談。ライブ終了後、周りの人がみんな2階席を見ているので誰かいるのかと見上げてみたら、清春(sads)っぽい人が。サングラスかけてて顔がはっきり分からないし、ZIGZOとの繋がりも聞いたことない。でもよく似てる。思わずじーーーっと見つめてしまいました。で、外に出てみたらSadsからのお花が。……本人だった?

でもそっちを見てたのは私ぐらいで、他の圧倒的多数の人々は別の方向を見ていました。あとで聞いたらhydeが来ていたらしい。そうだったのか。