よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

nihil on the hill ON AIR WEST

開場時間ぴったりくらいに会場着。かなりたくさんの人が並んでいました。整理番号どおりに入場し、ドリンクを引き換え、一番後ろ、ステージ向かって左隅へ。同行者たちと喋っているうちにもどんどん人が増え、一番後ろなのにも関わらず、かなり圧迫感がありました。でもライブが始まれば前に詰めるだろうし、大丈夫だろうと思っていたのですが。

開演5分前くらいにステージに一人の男性が現れる。今日の司会(みたいなもの)を務めるという清水伸さんでした(清水さんはnilのオフィシャルページのtextコーナーに文章を寄せている人。nilのメンバーとは以前からの友人らしい)。セットチェンジの間などに出てきて間を繋ぐとのこと。出演バンドの今後のスケジュールを告知したり、書いてもらったアンケートの回答を読み上げたりしていました。アンケートの内容は、最近気になるニュースは何ですか、というのと、糖尿病について。実は清水さん自身が糖尿病の気があるそうで、意見を聞きたかったらしい。排泄物(小)が泡立ったら危険、と何度も言っていました。

まずは1番手のBRANCOの告知とアンケート回答。あまりよく覚えてませんが、告知でBRANCO主催のイベント名が「空中ブランコ」だったのが可笑しかった。アンケートの糖尿病については、「うちのベースが糖尿病で今入院中です……ウソ」。一瞬本気にしそうになりました。
で、BRANCOのステージ。男性4人組だったと思います。穏やかな曲が多かったです。私の好みからは外れてるかなあ。ええと……もう記憶がない(爆)。

2番手はpeach。アンケートの気になるニュースで、佐藤B作と書いたのを塗りつぶして消して、いろんな人の結婚話、と書いたのはこのバンドだったか? 清水さんが「佐藤B作って何かあったの?」と客席に聞いていたけれど、返答は得られなかった様子(翌日テレビで佐藤B作が再婚したことを知った。そのことだったのか)。
peachは、メンバーがたくさんいた。テクノとラップとロックを融合させたようなバンドで、ボーカルは女性と男性の2人(男性はボーカルというよりはラップ担当かも)。ピコピコしてて面白かったけど、これも私の好みからはちょっと外れてました。

次はPICK2HAND。去年新潟で見て以来お気に入りなバンド。今日のチケットを取ったのは、このバンドも見たかったからです。10/23にメジャーデビューとのこと。めでたい。
清水さんコーナー(勝手に命名)のアンケートでは、最近気になるニュースは小室哲哉の結婚と言っていたような記憶が。何故みんなそんな人の結婚話が気になるんだ?
曲順は忘れましたが6曲くらいで、「赤と情景」と「コメツブ」は分かりました。メジャーデビューシングルになる「よるごえ」もやってた。MCでは「nilのお客さんはとても温かい」と言っていました。「これから目にする機会が増えると思うけれど、よろしく」とも。途中、ベースの人が喋ったのですが(温かいと言ったのはこの人)、その後ボーカルの児嶋くんが「この人こう見えても22歳です」と言った途端、会場中からええ~っ!? と驚きの声が。私は年齢知っていたので驚かなかったですが、確かに驚くに値すると思います。私より年上に見える(笑)。ちなみに他のメンバーは23歳だそうですが、見た目は年齢相応です。
年齢のことはさておき、やはり良かったです。同行者も気に入ってくれた。

トリはnil。清水さんコーナーではアンケートの回答はなかったと思います。その代わり(?)、nilのメンバーとの出会いの話をしていました。……が、忘れました。
さて、驚いたことにnilが始まっても全然人が前に行かない……。私はPICK2HANDの時に移動して少し前へ行ったのですが、nilが始まったら押されるだろうなあと思い、元の位置へ戻ったのです。戻らなきゃ良かった(苦笑)。一番後ろよりも多少前の方が楽でした。次からはnilの時は前に行こう。
メンバー登場。しかし、茂呂さん全然見えません。前2人も人の頭に隠れたり現れたり。そして結局哲ばかり見る私。今日は白のタンクトップに黒の半袖シャツでした(シャツはあとで脱いだ)。下は当然見えず。
1曲目「PLACEBO」、2曲目「バンビ」。そして先月と同じく、3曲目からは新曲オンパレード。3曲目は、終わり云々という歌詞があったので多分「The end is near! The end is near!」。4~6曲目は曲紹介付きでした。4曲目「サマタイムクルーズ」、5曲目「モナ・リザ」、6曲目「さよならダヴィンチ」。「モナ・リザ」がすごくかっこよかった。それにしても記憶力のない私が新曲のメロディを数日経った今でも覚えているということは、nilの曲ってかなりキャッチーなのかも。
MCはあまり覚えていないのですが、記憶に残ったものだけ。今日の対バンについて、BRANCOは大昔からの知り合いで、peachは結構前からの知り合いで、PICK2HANDは最近知り合いになったバンド、と言っていました。新曲が多いことについては、ミニアルバム1枚しか出してないから新曲がないと足りない、と。でも、アルバムの曲だけを2回ずつやろうかと思った、とも言っていました。CDプレイヤーのランダム機能を使って、それで曲順を決めるとか。実際そんなライブがあったら面白いかも。あと、全般を通して「ありがとう」と言うことが多かった。ツアー最終日ってこともあるだろうけど、哲には客を突き放すイメージがあったので(冷たい人って意味ではない)、少し意外でした。でもだからこそ余計に「ありがとう」に重みがあった。
7曲目「FM」。盛り上がってはいたのですが、様子を窺っている感じの人も多く。きっと先月のタワレコもそんな感じだったんだろうなあ。私は暴れました。
8曲目「イエロー」、9曲目「ランランラン」。そして10曲目が「Baby Baby」。♪音楽なんて嫌いだ を、♪音楽なんて大好きだ と歌ったのがすごく印象的でした。
10曲目の前に「来てくれてありがとう」というようなことを言っていたので、てっきり「Baby Baby」で終わりだと思っていたら、そのあとにもう1曲。新曲で、♪家に帰ろう 土に還ろう という歌詞がありました。先月のライブでやった「ロマン・スカー」とは違うと思うのですが、でも聞いたことがあるような気もする……。ああ12月のアルバムが待ち遠しい。

終了は22:00くらいでした。会場の外でPICK2HANDのアルバムをメンバーが手売り&サインしていたので購入。こういうときメンバーにはなんて言えば良いんでしょうね。頑張ってというのもちょっと変だし……結局私はニヤニヤしているだけの怪しい客になってしまいました。メンバーは「ありがとう」って言ってくれたのに。