よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

ZIGZO NACK5【MIDNIGHT ROCK CITY】Presents ZIGZO Night! Zepp Tokyo

2度目のZIGZO。整理番号がBだったので、そんなに前には行けないだろうと思っていたんですが、入ってみたら案外前の方も空いてたのでざかざか前へ行き、前から数えて10列目くらいを陣取りました。Zeppはやたら細かく手すりで区切られているので各ブロックの後ろの方が空いており、私が入ったときは前もまだ埋まっていなかったようです。ステージ向かって右側、ベースDENの正面辺り。私はSAKURAファンですが、そこから丁度ドラムがよく見えたのです。前回の去年12月の渋谷AXは、ギリギリの時間に行って後ろの方で見たので、今日のこの位置はかなりドキドキ。しかしギターが右、ベースが左のことが多いのに、ZIGZOは逆。何故?

今日はテレビ(VIEWSIC)の生中継が入っており、ほぼ定刻どおりスタート。最初から凄い盛り上がり。やっぱりライブハウスでは前の方で参加するのが楽しいです。後ろの方でもマイペースで楽しめて良いんですが、盛り上がりが違います。しかもすごくよく見える! SAKURAをこんな近く見られる日が来ようとは(笑)。しかしあれはわざとやっているのか、それとも汗ですっぽ抜けてしまうのか、右手のドラムスティックを演奏中何度もひょいひょいと後ろに投げていました。何なんだろう? あと、DENの笑顔が何度も見れた。DENさん美しいけど(私はバイセク時代からこの人の顔が好きだった)、笑うとさらに美しくてなんかこっちが照れてしまうのでした。RYOはあんまり見えなかったけど、TETSUもかっこよかったです。私はCDで聞いているときはTETSUの声にさほど魅力を感じないんですが(失礼な)、ライブで聞いたら凄く良い。テレビのせいかMCが多めでした。謎なMCもありましたが。ジョンとマサヨって何?

曲順も、何をやったかもあまり覚えていません。1曲目が「笑う月」だったのは覚えてる。あと、シングル曲はほぼやったかな。何かもう、とにかく楽しかった。面白かった。何とは特定できないんですが、楽しくて楽しくて。気が付いたら全身汗だらだら。吸う空気も熱くて酸欠一歩前な状態。じっとしていても手の甲にまで汗が吹き出るほどでした。そんな中一番印象に残ったのは「何から何まで」。もともと静かな曲なんですが、最後にSAKURAがドラムをパーカッションのように使ったのが凄く綺麗だった。客席もそのときはシーンと静かに聞き入っていて。音が体中に染み渡っていくようでした。新曲も3曲披露。今度出るマキシシングルに入るそうですが、良かったので買ってしまうかも。

最後の曲は「ファッションモンスター2」。今日のライブはSAKURAのラジオ番組で募集した「一番聞きたいZIGZOの曲」をやってくれるということだったんですが、1位がその曲だったのです。最近は全くライブでもやっていなかったらしく、また今後も「しばらくやらないでしょう」とのこと。貴重な曲を聴けた!

ZIGZOのライブはアンコールがないのが恒例ですが、この盛り上がり、当然アンコールの手拍子が起こりました。しかし「アンコールありがとう、でも今日のライブはこれで終わりです」というSAKURAの生ナレーション(多分)で終わってしまいました。でもめちゃくちゃ楽しかった! 外に出てからもしばらく熱く、テンションも高く、喋り倒しながら帰路についたのでした。