よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

BUCK-TICK 13th FLOOR WITH MOONSHINE NHKホール

やっちまいました。
18:30開演を、19:00開演だと思い込んでいた……!
気付いたのはNHK前の信号。いつもなら行き先が同じ人たちがぞろぞろいるはずなのに、全然見当たらない。もしや、と思ってチケットを確認したら……。しかも押すことを念頭において、19:00ぴったりに会場に着くつもりで来ていたし。それでもB-Tだから30分押すこともあるかも、と9cmヒールで走ってみましたが、無理でした。15分押し程度だったらしい。あああ。それにしても開演後の会場って暗すぎて歩けない……。

  • ステージは「十三階は月光」のジャケットを再現したようなセット。祭壇とかソファーとか燭台とかシャンデリアとか、コンセプトが明確に体現されていた。ステージ中央の祭壇は13段の階段の上にあり、椅子があるので王座にも見える。照明も全体的に薄暗かった。何となく、ホール全体が教会のような感じがした。
  • 途中数回、通常MCが入るところでクラウンが出てきて道化る。櫻井さんも喋るけど煽ったりするようなものではなく、ナレーションのようなもの。本編は完全に、コンサートというよりも1つの芝居のようだった。
  • バレリーナが出てきて踊ったり絡んだりする曲もあり。櫻井さんが人形と戯れる(?)曲もあり。
  • 薄暗く、かつ遠い(2階席後方)のに、櫻井さんの手の指がはっきり見えた。手でかいなあっちゃん。
  • 今井さんの靴はピエロ。先がくるっと丸まっていて、片方赤片方白。歩く(踊る?)となんだか靴を見せびらかしているみたいでちょっと可笑しかった。
  • アンコールその1は「ノクターン -Rain Song-」「die」「悪の華」。「悪の華」は今回ほぼ唯一のノレる曲、でした。
  • アンコールその2は「ROMANCE」「DIABOLO」。「DIABOLO」の前にメンバー紹介があって、そこでドラムソロも少し。クラウンとバレリーナも再登場して、楽しいサーカスの大団円、といった感じで終了。
  • と思ったら、メンバーが退場したあと、死神(っぽいもの)が登場。階段を上がって椅子に腰掛けて、というところで幕。最後まで芝居は続いていたらしい。
  • とにもかくにもこんなコンセプチュアルなライブの最初を見落としたのが悔しい。ちゃんと最初から最後まで通して見たかった。それと、やっぱり2回は行きたかったな。神奈川のチケットが取れなかったからしょうがないんだけど、いろいろ演出があっても一度では見切れない部分も多かったから。DVD出るかな……。