P2H 「pedal」レコ発ワンマン 下北沢SHELTER
- 開演10分前くらいに会場着。既にフロアは人で一杯。どの辺りへ行こうかと思う間もなく、スタッフの人の「奥へ詰めてください」の声でフロア中央へ流される。が、それが却って良かったらしく、多少きついものの身動き取れないほどではないし、ステージも結構見えるし、かなり快適にライブを楽しめた。実は今までSHELTERに良い思い出がなかったのだけど（人が多すぎて見えないし動けないし息苦しいし）、今日のでイメージ一新されました。下手に後ろに行ったりするよりは、人込みに紛れている方が楽らしい。ちょうど空調の風が当たる場所だったのも良かったのかも。
- 曲順は全く覚えてないけれど、新旧取り混ぜいろいろと。ミニアルバム「pedal」の4曲は全てやったはず。「赤の情景」「コメツブ」「NEW WORLD」「よるごえ」「Gradation Sky」をやったのは覚えている。
- 10/23に高崎でイベントに出演するらしい。それが本当のラストになるとのこと。メンバーの誰か（誰だか忘れた）が群馬出身なので、故郷を見に来てくださいと。
- 12/21にベスト盤が出るというニュース。パソコンで見られるライブ映像がつくらしい。今日の映像なのか？
- 最後の方の児嶋MC。「メンバーチェンジもなしに７年間やってきた」「PICK2HANDを好きになってくれた人は、きっとイノセンスな部分に共鳴したんだと思う」「ついてこいじゃなくて一緒に歩いていこうというスタンスでやってきた」「解散するけど曲は残るから、落ち込んだときに聞いてほしい」……そんな感じの言葉を聞いて、ちょっと泣けた。
- 本編最後はやっぱり「THANX」だった。
- アンコールは「pedal」収録の「SHINING」。
- メンバーがみんな清々しい笑顔だったのが良かった。
思い出話。私がPICK2HANDを知ったのは、2001年の夏に新潟で行われた雑誌castのイベントでした。
deepred-live.hatenablog.jp
他の出演バンドは、shame、ZIGZO、ZEPPET STORE。本当はTAKUIも出るはずだったのが、急病のため急遽不参加に（このときTAKUIを見てたらはまっただろうなあ。今も興味はあるのだけど、ワンマンを積極的に見に行こうという気にはならない。物事にはタイミングというものがあるんだなきっと）。このメンツなら遠征してでも見たい！ と思って行って、最初から最後まで最前列で見ました。で、PICK2HANDだけ知らないバンドだったのだけど、曲を聞いてすっかり気に入ったという。当時メンバーがハタチそこそこで、わっけーなあ、と思ってたわけですが、今やメンバーはあの頃の私の年齢に。時の経つのは早いものだ。
あのイベントに出てたバンド、みんな解散しちゃったなあ……。
