よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

柴田智子のClassical Song Party "Chocolat de Maria Callas" 王子ホール

ソプラノ歌手柴田智子さんのコンサート。ナビゲーターが浅倉大介で、浅倉ファンの友人が、ペアチケットプレゼントに応募したら当たったと誘ってくれたので行ってきました。ちなみに浅倉氏は柴田さんに曲を提供したことがあるそうで、その縁での出演らしい。
ナビゲーターだから司会みたいなもので演奏もないだろう、と友人も思っていたらしいのですが。蓋を開けてみたら予想の遥か上を行くくらいの、浅倉ファンに大サービスなコンサートでした。執事ー! ギャルソンー!
マリアカラスに捧げる、と題したストーリー仕立てのコンサート。第一部は柴田さんがチョコレートを食べるとマリアカラスが乗り移ってしまうという設定でニューヨーク時代のマリアカラスを演じ、第二部では舞台を当時のパリに移して、柴田さんがマリアカラスを演じる。
で、浅倉氏は、まず第一部では智子お嬢様のお屋敷の執事。チョコレートを持って来たり、柴田さんにチョコレートを食べさせまいと攻防戦を繰り広げたり。この人演技できたのか!(失礼な) 第二部ではマキシムドパリのギャルソン。柴田さん(というかマリアカラス)に向かって世間の声として「売女!」なんて言ったり。あとマリアカラスの先生役もちょこっとやってたけれど、眼鏡があまりにも似合わなかったり(笑)。演技だけじゃなくて、ピアノも2曲弾いてました。弾いてる手元が見えない席だったのがちょっと残念。
いやあしかし可愛かった。ファンじゃないのにちょっとドキドキするくらい可愛かったです。あと執事の時に履いてた靴の裏が赤いのが可愛かった。
浅倉レポみたいになってしまいましたが、柴田さんの歌も、伴奏のピアノやチェロも良かったです。こういうコンサートはなかなか行く機会がないけど、たまに行くと結構楽しいなあ。