Pearl Drums 60th Anniversary Super Live-5 Days Opening Jam CLUB CITTA'
- パール楽器創立60周年の記念イベント第一弾inクラブチッタ川崎。私の第一目的は当然櫻澤泰徳。真矢とJOEさんも久々なので楽しみでした。ドラマーばっかり出るイベントってどんな感じなのかという興味もありつつ。
- 開演時間直前に着いて中に入ったら……椅子がある! 確かにチケットよく見たら、「立見」ではなく「全席自由」と書いてありましたが。椅子があるとは思わなかったのでびっくりした。
- 先に入場してた同行者を運良く発見したので、隣の席に座る。ステージ下手側のかなり後ろの方。
- ステージ上にはドラムが10台。上の図はイアン・ペイスのソロの後のセッティングで、最初はイアン・ペイスのドラムだけが中央前方に出ていました。どのドラムが誰の、と事前に説明されていたわけではないので、実際にドラマーが自分のドラムに座るまではどれが誰のか分からなかった。段になっていて、奥に行くほど高い位置になるので客席からは奥の方も見やすい。却って低い位置になる前方の2人が見え辛かった。特に私の位置からは上手の前方、つまりsakuraが見え辛くてちょっと悔しかった。まあ普通のライブよりは見えたから良いんですが。
- 開演。最初にbayfmのDJの人が出てきて、イベントの概要を説明。そしてつのだ☆ひろを呼び込む。
- そこからはつのだ☆ひろが司会進行役。まずスペシャルゲストのイアン・ペイス(Deep Purple)のドラムソロ。イアン・ペイスは体格が良くていかにもドラマーという感じだった。
- トークは通訳の人が付いて訳してくれました。ちなみに通訳の人はベーシストでもあるそうで、ひろさんに「べー訳だね」とか言われていた。
- トークではパールのドラムを使っている理由とか、他にもいろんな話をしていた。ファンにはすごく貴重な話だったんではないかと。……私は洋楽にはほんと疎いので、その時はへええほおおと聞いていたのですが半分以上忘れてしまいました。
- それからひろさんのバンドとイアン・ペイスでDeep Purpleの「BURN」。
- バンドの人たちは終始ステージの両脇にちょこっと見える程度にいるだけで、本当にドラムを見せるイベントなんだなあと改めて思った。
- イアン・ペイス退場後、イアン・ペイスのドラムが奥へ移動され、上の図のような配置に。
- ここからは3人ずつでセッション。トークののちプレイ、というスタイルで。演奏は基本的に3人一緒に叩き、途中ソロを挟む感じ。
- 最初の3人は富田京子(exプリプリ)、五十嵐公太(exジュディマリ)、つのだ☆ひろ。
- 富田さんも公太さんも、昔ひろさんのサマードラムスクールに参加したらしい。というか、このあと出てくる人ほとんどが、それに参加した人かそこで講師をやった人だった。
- ひろさんが富田さんに「相変わらず顔が子供だね」とか言う。ほんとに全然変わってません。なのにもう40歳で子供が2人もいるそうですよ! ええええ!?
- 4、5人生んでバンド組むんでしょ? という問い掛けに、ドラムやりたいからもう生まない、と。うわあかっこええ。
- ひろさんが、女は将来自分を食わせてくれるものを生むけど男は自分の食ったものくらいしか生まない、という名言(迷言?)を。
- 公太さんのドラムのシンバルの1つが八角形だった。
- 2組目は、真矢、櫻澤泰徳、TOSHI NAGAI。
- sakuraの髪が伸びてるー!! 伸ばしたわけではなく、切らずにいたら伸びた感じの伸び方。
- トシさんは子供の頃にひろさんに会っている。お兄さんがドラムをやっていて、家にひろさんが来たけれど、子供は寝てろと言われて隣の家で寝かされて、悔しくて泣いた、らしい。
- sakuraはひろさんに「サーくん」だか「サッくん」だか呼ばれていた……。
- ひろさんが初めてsakuraに会ったとき、sakuraは湊さん(DEAD ENDのドラマー)と一緒にいたらしい。で、sakuraは湊さんと似ていた(同じような仕草をしたりしていた)ので、全然喋らないヤツかと思っていたら実はすごく喋るヤツだった、とsakuraに何か話をふる。
- 「この話はもう2、3度したことがあるので聞いたことがある人もいると思うんですけど」と言うのでまさかと思ったら大当たりだった。天嘉の時にもしてた話だった(https://deepred-live.hatenablog.jp/entry/20051225/1135436400のSOAPの項参照)。
- sakuraのドラムは上の図にもあるとおり、上手側の一番手前だった。早く来ていたらがぶり寄りで見れる位置に座れたかも……くっ。いや、チケットの整理番号遅かったから無理ですけど。
- 一番奥のカラフルなドラムが誰のドラムなのか開演前から気になっていたのですが……真矢のだったのか! ええええ!? バスドラが緑でタムとかがオレンジなんですけど。
- ていうかラルクとルナシーとグレイだよ! 何このヴィジュアル系!
- sakuraは何回もスティックを替えていた。
- ひろさんが指揮者の如くステージに出てリズムをとっていたのだけど、sakuraは頻繁にひろさんを見ていた。
- ふと思い出したけど、真矢って昔ヤマハ使ってなかったっけ?
- ところでステージには上からスクリーンが3枚吊るされてました。左右に小さめのが2枚、中央に大きめのが1枚。大きめのは開演前休憩中終演後のみに使われていて、使われないときは上に上がっていたけれど、小さめの2枚は公演中ずっと使われていて、ステージ上の様子がアップで映っていた。特にプレイ中、叩いてる手元や足やドラム上からの映像が出ていて、普段見えないような部分がスクリーン越しとは言えたくさん見えてすごく良かった。
- sakuraはソロで、通常のスティックではなく、木琴とかに使うような先が丸い柔らかい玉になっているやつ(名称が分からない……)を使っていた。
- 三組目は樋口宗孝(LOUDNESS)、角田美喜(ex SHOW-YA)、宮脇知史(ZIGGY)。
- ヘビメタチームだそうです。
- JOEさんはもう42歳なんだそうです。なのに太股見えてるー! かっこいい。
- 美喜さんもキラキラの衣装で、パンツは中心に縦に透けるラインが入ってた。
- 3人とも上半身ノースリーブ。
- JOEさんのドラムのセッティングは異常らしい。誰も叩けないらしい。
- JOEさんが叩くところ見ていたら、踊るように叩いていた。スネアとかの位置が高いのかも。
- ここでやった曲は有名な曲だったけど何だったか忘れました。
- ここで一旦休憩。なのだが、休憩に入る前に見に来ているドラマーをひろさんが呼び出す。
- 出てきたのは、小野裕介、大久保太(SMAPのサポートとかしてるらしい)、ジャンヌダルクのshuji、CRAZEの菊地哲、メリーのネロ、高橋まこと(ex BOΦWY。De-LAXは現?)。敬称略。2階席とか1階席後方の関係者席から出てきたり、楽屋にいるところを呼び出されたり。
- ネロファンの歓声がすごかった。誰とファンが被ってるんだろう。
- つかすごい豪華だ!
- 小野さんと大久保さんは私は寡聞にして存じ上げませんでした。
- 小野さんはひろさんと同じくらいパール歴が長いらしく、初めて買ったドラム話などで盛り上がっていた。
- JOEの弟子が菊地哲で、哲の弟子がネロ、だそうです。
- 後半ではこの人たちにも乱入してもらう、ということでワクワクしながら休憩10分。
- 休憩中、ステージ前にドラムを見る人たちの姿が見えたので、同行者と共にsakuraのドラムを見学に。
- sakuraのドラムは真っ黒。遠目に目立たないはずだ。昔はトレードマークの文様が入ってたけど、今のは模様も何もないし。
- 手を伸ばすと触れそうなくらい近くにドラムがあった。いや勿論触りませんでしたが。というか見ている人の中に、触ろうとするような人がいなくて良かったです。
- 真矢やJOEさんのも眺めてみました。JOEさんのドラムは素人が一見しただけではどう変なのか全然分からない。
- 中央の大きいスクリーンが下りていて、そこにパールのドラムを使ってるドラマーの一覧などが出ていた。
- 夏にもイベントがあるらしい。sakuraは福岡のイベントに出るそうです。流石にそこまでは行かないな。
- 後半開始。ひろさんが、楽屋でトーク時の立ち位置について盛り上がっていた、と。
- 何故か皆さんトーク中どんどん後ろに下がってしまうので、ひろさんがその都度、白線より前に出ようよ、と言うのだが、一旦出てもまた下がってしまう。なので、白線の後ろに奈落を作って、そこに斜めに切った竹を仕込んでおけばみんな下がらないんじゃないかという話。
- しかし思ったのだが、ドラマーって通常ステージ奥にいるし、出てくるときも後ろからだし、前に出るという習慣がない気がする。
- 更にここでジーンという黒人のドラマーが呼ばれてステージ上へ。
- あ、あの人さっき私の横の通路に立ってた人だ。
- 貰ったチラシを見たら、どうやら今年の夏のひろさんのドラムスクールに講師として参加する人らしいです。
- というわけでその人も交え、9人でドラム合奏。
- 1曲目はタイトルを忘れてしまったのですが、結構有名な曲だったと思う。キメの部分で観客に「That's Pearl time!」と言わせていた。(元のタイトルをもじってそう言わせていたので、That's show timeとかそういうタイトルだと思う。)
- 合奏の合間にソロを挟みつつ1曲を長々と。入れ替わりでいろんな人が乱入しては叩いてました。
- でも入れ替わりで使われるドラムは、ひろさん、トシさん、樋口さん、富田さんのドラムのみ。JOEのドラムを誰も使わないのは分かるとして(笑)、他のドラムもやっぱり癖があったりするんだろうか。上手のドラムは単純にそこへ移動しづらいという理由もあっただろうけど。
- それにしてもソロはほんと個性が出る。パワフルな人もいれば、テクニックにこだわる人もいて、ドラマーもいろいろだなあと。
- 他の人のソロの時に身を乗り出して膝に頬杖ついてじっと見てるsakuraが可愛かった。
- 自分の後ろの人(美喜さんと公太さん)のソロの時は、観客が見やすいように脇にどいて、腿の辺りで手をぱたぱたやってリズムとってるsakuraも可愛かった。
- 2曲目は「モビーディック」という曲。
- イアン・ペイスのドラムはこの2曲のときは使われず空いたままだった。
- 以上で本編終わり。
- 時間を空けずにアンコール。
- アンコールでは再びイアン・ペイス登場。
- というわけで2曲やった曲は確かどちらもDeep Purple。1曲目は「SMOKE ON THE WATER」。2曲目は忘れました。
- アンコールでは、曲の途中でドラマーの交代はなし。指揮に徹したために空いたひろさんのドラムは、1曲目はネロ、2曲目は哲が使っていた。
- ひろさんの音頭で観客も立つ。あああやっと立てたー!
- ドラム9台もすごい迫力だったけど、10台はもっとすごかった。
- でも重低音だからか耳が痛くなったりしなかった。
- そういやひろさんが、ギターはツマミ捻ればでかい音が出るけど、ドラムは力入れて叩かないとでかい音が出ない、と言ってたな。
- 最後に何人かスティック投げてた。私は後ろの方にいたので全然関係なかったが。
- 最後にまたbayfmの人が出てきて〆。
- すごく楽しかったです。ドラムをフィーチャーしたイベントなんてそうそうないし、10台同時に演奏なんて滅多に見れない(聞けない)ものが体験できて良かった。またこんなイベントをやって欲しい。
- 非常に、ドラムやってみたい欲が刺激されました。ドラムやりたいー。