DANGER CRUE PRESENTS 天嘉-四- 【DANGER IV】 日本武道館
開演前
- 昨年の反省を元に*1、今年は開場1時間半前に来て物販に並んだ。さすがに列も去年ほど長くなく、無事にパンフを入手。それでも約1時間並んだけど。
- 物販ブースではTETSU69のグッズも販売。今日の出演者に名前がなかったけれど、グッズがあるってことは出るのかな? と思う。この謎は後で解けました。
- 一旦北の丸を出て昼食。食べながら買ったパンフを見てみたら、去年は出演順と出演予定時間が書かれていたけれど、今年はどちらもなかった。普通に出演バンド紹介のみ。あと、巻頭に今までの天嘉の概要(出演バンドとセットリスト)がライブ写真付きで載ってた。
- 開演10分前くらいに入場。今回の席はアリーナAブロックのかなり早い番号、つまりステージ向かって左端の前から2、3列目。左右に延びた花道の先端にあるミニステージの真ん前でした。ミニステージの後ろには大きなスクリーン。行く前から位置の見当は付いてたので、もしかしたら本ステージのドラムが見えないかも、という不安があったのだけど、実際行ってみたら不安は解消。ドラムもばっちり見えました。今回北スタンドにも客を入れていて、ステージに奥行きがなかったからかも。
- 開演時間13:30ぴったりに女性の声でまもなく開演いたします、のアナウンス。「本日は、天嘉、フォー! にお越し下さいまして……」 フォー! だけあのフォー! で、あとは真面目にアナウンスしてたのですごく可笑しかった。
前座?
激楽隊
- 真のトップバッターは激楽隊(ここからは暗転後必ずスクリーンにバンド名が出た)。武道館は3回目が1人と4回目が1人と初めてが2人、と言うので転換中にパンフ見たら、ラヴィアンローズのドラマー(激楽隊ではボーカル)とムックのギターのバンドらしい。曲はラヴィアンローズに近い感じがした。クリスマスってことでジョン・レノンの「Happy Xmas」もやっていた。
- この時MCで今日のルールが明かされる。1分長引くごとに5万円の罰金を払わなければならないと。2分なら10万、3分なら15万! というわけで結構どのバンドもあまりMCがなく、だらだらせず、ちょっと物足りない感じもしたけどすごくスムーズな進行だった。ところでこの罰金、当然打ち上げ費用になるんだろうなあ(笑)。
- ちなみにここからVelvet Spiderまでは各バンド3曲くらいずつ。短すぎる。
杉本善徳
- この人は出演決定発表もかなり直前だったし、パンフには名前がなかった。最近解散したヴィジュアル系バンドの人らしい。
- 今日が初ライブで、知らない人もたくさんいるだろうから生い立ちをVTRで作ってきました、とスクリーンで生い立ちの記を流す。1221年生まれらしい(笑)。「WE WILL ROCK YOU」のリズムがキーになっためちゃくちゃ面白いVTRだった。おかげで名前は覚えました。どんな曲やってたかは忘れたけど(おい)。
Hell'n'Back
ラヴィアンローズ
- 1曲目は4人全員で歌ってた。
- MCで罰金の話。激楽隊は15秒、杉本くんが46秒(数字は多少違うかも)長引いた。これが1分に含まれるのかどうかが気になっているらしい。秒割りとかどうだろう?(細かすぎるよ)
Ra:IN
- ギターの機材トラブルがあったらしく、セットチェンジに少し時間がかかっていた。こういう場合、スタッフも1分5万円の罰金を払うんだろうか?
- およそ2年半ぶりにRa:INを見ました。相変わらずかっこよかった。PATAさんは黄色っぽいロングジャケット(コート?)を着ていた。
- 思ったとおり客のノリが悪かった。くっ。PATAさんなのに! PATAさんなのに!(いや、Xには興味がないんだと思います分かってます)
- 3曲目(多分)はネックが2本付いたギター(ダブルネックギター)を弾いていた。
- 最後はmichiakiさんと一緒にドラムを壊してた。前見たときもやってたけど、Ra:INは最後ドラムを壊すのが決まりなんだろうか。それともPATAさんにとってはドラムは壊すものなのか……?(笑)
- そしてPATAさんマイクに向かって「ああああああ!」。MC(?)これだけでした。
- Ra:INが終わったところで、遅れてきた同行者その2を迎えに武道館入口へ(私がチケット持ってたので。同行者その1とは物販から一緒)。再入場不可だと思ってたので、どうやってチケットを渡そうかとウロウロしてたらスタッフの人が、「チケットの半券をお持ちなら再入場できますよ」と。再入場可能だったのか! 長丁場のライブだから?(普通再入場できないよね? できるっけ?)
Velvet Spider
- 知らないうちにボーカルが脱退して他の人になっていた。新しいボーカルは元Valentine D. C.のKen-ichi……うわあ。前から結構好きな感じだったのだけど、更に好きな感じになった。
- そのKen-ichiさんが私の目の前のミニステージにやってきた! ……のに、苦笑して戻っていく。どうやら歌詞が吹っ飛んだらしい。というわけでその曲最初からやり直し。絶対1分長引いたと思うのだが、この場合ken-ichiさんが1人で罰金払うのか?
SONS OF ALL PUSSYS
- 天嘉では毎回笑いを取っていたS.O.A.P.が今年は真面目に演奏してた。5、6曲やったのだが何やったのか全然思い出せない。あ、Einが歌ったのが1曲あったような。「Paradise」やったような。
- 途中でkenが「MCは曲が全部終わってからやります!」と言い、MCも挟まずもくもくと曲を続けた。罰金対策。
- Sakura髪伸びたねえ。
- 特効はステージ奥で火花がくるくる回った&銀テープが飛んだ。S.O.A.P.で特効を見ると、幾らかかってるんだろう、と考えてしまう*2。
- 曲が全て終わったところでMC、というか喋り。kenが「Sakuraの野糞の話がすごく面白いから聞いて」と言い、kenとEinの2人はドラムの前に腰掛けてまったりモード。
- Sakuraが前へ出てきて語る。Sakuraがコンビニにいたら切羽詰った表情の男性が入ってきて店員に「トイレ貸してください」と言ったが、店員は断った。男性は諦めて店の外へ出て行った。Sakuraが買い物を済ませて店の外へ出たら、先程の男性が草むらの中にしゃがんでいた。と要約するとつまらないのだけど、Sakuraが例の如く語るのですごく可笑しかった。
- そして既に聞いた話であるにも関わらず、kenちゃんはほんっとうに可笑しそうに後ろで笑っていた。kenファンはあれにやられるんだろうな(笑)。
- 話が大体終わったところでスタッフが出てきてkenに何事か耳打ちする。武道館の電光掲示板の時計を見るとぴったり17:00(多分)。というわけでS.O.A.P.はこれで終わり。
- ところでパンフのS.O.A.P.のページ、2ちゃん用語で書かれてるんですけど(しかも用語の使い方が非常に正しい)、誰が書いたんでしょうか……。
BUG
- かっこいい。しかも魅せ方をよく心得てる。花道を左右へ行ったり来たり。わああ目の前でkyoさんが歌ってるー! ASAKIちゃんも目の前に来た。
- しかし例年通り3曲。短い。短すぎる。
シド
ムック
creature creature
- 名前が出ている出演者はacid androidを残すだけなので、次はacid androidだろうと思っていたのに、ステージ上にはマイクが1本のみ。ドラムセットもアンプも無し。一体次は何? と思っていたら、暗転してスクリーンに「creature creature」の文字。新バンド?
- ボーカルとギターとベースの3人が出てきて演奏を始める。ステージ上は薄暗くて3人が誰なのかは分からない。と、スクリーンに楽器を持った1人がアップになった。その瞬間耳をつんざくような大歓声。tetsuじゃん!
- tetsuは髪に赤いエクステンションを付けたり、じょろっとした長い上着を着ていたり、首にピンクの巻き物をしていたりして、昔のtetsuを髣髴とさせる格好。
- ボーカルの人は目の周りを黒くしていて白いシャツを着ていてものすごくかっこいい。歌声も絶対新人ではなくベテランの雰囲気。しかし薄暗いのでアップになっても誰だか分からない。ギターの人は更に顔を伏せ気味なので余計に分からない。
- 曲も歌も物凄くかっこよかった。激しいかっこよさではなく、ダークなかっこよさ。
- メンバーがはけた後、スクリーンにまた文字が出る。Vocal:Morrie(ex.DEAD END) Guiter:MINORU(ex.MAD CAPSULE MARKETS) Bass:tetsu(L'Arc-en-Ciel) ……ボーカルはMorrieさんだったのか! ギターは児島実(=室姫深)だったのか! うわあ。そりゃかっこいいよ。更に、NOW RECORDINGの文字。わああ。リリース楽しみだ。
- これを見て同行者が「今日はDIE IN CRIESができるね」と。あ、本当だ。
acid android
- 短髪yukihiroかっこよすぎ。
- とかちょっとうっとりしてたら、何かものすごく聞き覚えのあるギターフレーズが。ええっ? これ……うわああやっぱりBUCK-TICKの「ICONOCLASM」!! 昨日Jで聞けなかった「ICONOCLASM」がこんなところで聞けるなんて! しかし何故「ICONOCLASM」? yukihiroもB-Tトリビュートに参加したかったとか?(笑)
- 思わずあの振り付けをしそうになりましたが周りを見てやめました。でも1,2,3,4,5とかcrush and crushのところくらいは手を挙げても良かったかなあ。
- そして2曲目。ああこれも知ってる! と思ったものの誰の何だったかが思い出せず、同行者に聞いたら「ソフバだよ!」と。曲名は同行者もその場では思い出せず、帰宅後確認。SOFT BALLET「EGO DANCE」でした。うーわー。何なんですかyukihiroさん。今日はコピー大会?
- しかしこの2曲は知らない人が多かったらしい。とりあえず自分の周辺でテンション上がりまくりだったのは私たちだけだった。
- 3曲目はhide「ピンクスパイダー」。さすがにこれはよく知られた曲なので客のノリも良かった。でもノレるかノレないかでいったら前2曲の方が絶対ノリ良い曲なのに。勿体無い。3曲ともかっこいいアレンジですごく良かった。
- 4曲目以降はacid androidの曲。前に聞いた時よりかっこいい曲が多かった気がする。前半で私のテンションが上がってたせいかもしれないけど。
- 春にニューアルバムが出るらしいんですが、まさかこのコピー3曲も収録したりしないよね……?
セッションその2
キングコング西野
セッションその3
- Sakuraが1人で出てきて、「メリー、クリ!」 クリスマスでも下ネタでもないのか。お前が仕切れと言われたので仕切ります、と。
- DEEP PURPLEの「SMOKE ON THE WATER」をやります、と。最近禁煙の風潮が広まっていて路上禁煙とかやってるけど、とか言いながら煙草に火を点ける。やめい。
- メンバーを1人ずつ呼び込む。ベースが確かムックの人で、オルガン(マジでオルガン)がシドの明希さま(Sakuraが「さま」付けて呼んでた)。ギターは大石社長。社長はベーシストなのでギターは一生懸命練習してきたらしい。
- ボーカルはSakura。そして、「Sakuraがボーカルなら俺がドラムを叩く」と言う人がいる、と言うので、誰だ? と思っていたら、バックスタンドの客からものすごい歓声。出てきたのはhyde! hydeは毛皮を着て薄い色のサングラスをかけていた。髪も編み込んでて、可愛いというよりかっこいい感じだった。
- パートチェンジでやった割には結構音も纏まっててかっこよかった。けど少しhydeのドラムがいっぱいいっぱいだったような。
セッションその4
- またもやSakuraが1人で登場。「デンジャークルーでモトリークルーをやりたいという人がいて、仕切りを任された」と。
- まず、モトリークルーをやりたいと言い出した張本人、kyoさんを呼び込む。そして、「kyoさんの頃はファンはどんな振り付けでした?」と。kyoさん「長年やってるからいろいろあるよね」。Sakura「俺らの頃はこんなんでしたけど」と言って両手を挙げて「捧げ」をやる。そしたらkyoさん「それは何を差し出してるの?」。Sakura「……雨降ってきたかなあ、みたいな」。ぶはははははは。
- 次にもう1人ボーカル、シドのマオを呼び込む。ここでもまた客の振り付けの話。Sakuraが「咲き」をやって、「シドのあれは何?」と。マオ「文化です」。文化かい! Sakura「他にやって欲しい振り付けある?」。マオ、両手を頭の上へ上げてぴょこぴょこと……ウサギ耳!?(笑)
- ギターはJimmyさん。Jimmyさんに向かって最敬礼をするSakuraとkyoさん。
- ベースは大西社長。あともう1人ギターがいたと思うけれど誰だか忘れた。ドラムはSakura。
- やった曲は「LIVE WIRE」。音人編集長の予想が当たりましたね。
- 途中からtetsuとhydeが乱入! 私の前のステージにも来た。
- 最後までステージに残ったのはtetsuとSakura。肩組んで袖に入っていった! うわあ。そんなに和解したのか君たち……。
やっと終わりました。
*1:去年は開場30分前に来て物販の列に並んだにも関わらず物販テントまで辿り着けなかった。
*2:以前、天嘉だったかバブフェスだったか武道館でやった時、特効使うたびにスクリーンに「10万円(Sakura自腹)」的な文字を出していた。特効は予想よりも金のかかるものだということがよく分かった。
*3:もしかしたらベースの人だったかも……。シドのメンバーの顔と名前が一致してないので(手許に資料もないので)確かめられない。
*4:同行者が、一昨日の音楽戦士にラルクが出てたらしいけれど見逃した、しかも後からテレビ欄見たら「ラルク武道館に乱入」って書いてあった、という話を開演前にしてて(私は全然知らなかった)、今年もラルクが出るのかなあ、とか言ってたんですが、ラルク「が」武道館に乱入、なのではなく、「ラルク武道館」に(キングコングが)乱入、だったのですね。
*5:全ての出演者で立ち上がって踊ってた馬鹿は私です。結構どのバンドも面白かったのよ。