よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

TOKYO DARK CASTLE Vol.28 新宿MARZ

AUTO-MODのジュネさん主催のマンスリーオールナイトゴスライブイベント。私の先輩のお友達のユニット、The HAMELN(先月も見に行った)が出るので行った。というか、そのイベント自体は前から知っていて気になっていて一度見てみたいと思っていたので、良い機会とばかり行ってきたのでした。
というわけで以下は、何だかどえらい場所に迷い込んでしまった一般人、みたいなレポです。

  • The HAMELNは12時半からだったので、12時20分頃にMARZへ。IDチェック済みの六芒星のスタンプと、再入場時のためのブラックライト対応スタンプを手に押してもらって中へ。
  • 見事にゴスな人たちばかり。かなり普通な恰好をしてきてしまったのでちょっと気後れしたけれど、どうせ中は暗いので気にしないことにした。
  • 外国人の客もやたら多かった(関係者じゃなくて普通の客)。
  • 既にDJが曲をかけていて、フロアではそれに合わせてゴスな人がたくさん踊っていた。
  • 普段私が行くライブイベントは、DJタイムがあっても踊るというよりはリズムとってる程度の人が多くて踊ってる人は悪目立ちする、というか寧ろDJタイムは休憩時間にされててDJの人がちょっとかわいそう、なことが多いので、うわーしっかり踊ってる、と変な感動を覚えてしまった。
  • The HAMELNは今日の出演者の中ではかなり異色。とはいえ独特の世界観が出ていて良かった。
  • 先月のレポに書き忘れたのだが、カバーした「黒猫のタンゴ」を聞いて、この歌ってこんな大人な歌だったのか! とちょっとびっくりした。普通に猫の歌だと思って子供の頃歌ってたよ……。
  • AUTO-MODはアングラ演劇とロックが融合したような感じだった。白塗りのパフォーマーが舞台上で新体操のポーズを決めたり、包帯を解いていったり、女性のコーラス(というかほぼ声が楽器)がすごかったり。ジュネさんもかっこよかった。日本のゴスバンドの第一人者と言われるだけあるわ。
  • そのあと一旦外に出て休憩していたので、2バンド見逃したのだが、SPEED-iDはちゃんと見ればよかったなあ。名前だけは昔から知ってたし*1、ゲストコーラスで森永理科*2も来てたらしいし(ジュネさんのブログ参照*3)。
  • 戻ったらすぐトリのバンド、Twisted Clockが始まり。下のフロアに降りずに上から見てたら、フロアの客の様子がひどく面白くて笑ってしまった。
  • 4、5人が電車ごっこでもするかのごとく、肩や背中を掴んで列になった状態でヘドバンしてる。金のがちょうみたい(笑)。ヘドバンする時にどこか掴んでた方がバランス取りやすいのは分かるけれど、上から見ると面白く見えてしまうんだなあ。
  • と、客に目を取られていてステージの記憶が薄いですスミマセン。ゴスな恰好はしてないバンドだった。ヘドバンしたくなるけどメタルではない感じ。かっこよかった。
  • 最後はダンスタイム。お客さんもステージにあげちゃって踊りまくり。私もフロアの隅で地味ーに踊った(つもりだけどリズムに合わせて動いてるだけ)。ステージ上で踊りまくってる人たちを見てるのがとても楽しかった。
  • それにしてもジュネさん元気だなあ。すげえなあ。
  • 来月の告知もしてた。来月はDJにレピッシュMAGUMIさんが来るらしい。それも面白そうだ。
  • 終わって外に出たらもう空が明るかった。狂乱の一夜が終わった、という感じがすごくした。
  • 次に行く時は、もうちょっと正装(?)して行きます(笑)。

*1:昔は音楽誌を買ったら隅から隅まで読んでいたので、小さな記事で扱われてたバンドも、インディーズを扱ってるレコードショップの広告によく載ってるバンドも、名前は覚えてしまっていた。恐るべし10代の記憶力……。

*2:アングラ、ゴス方面でも有名らしいが、私はアニタンのラジオドラマでこの人を知った。所詮オタク(笑)。

*3:翌日のエントリに打ち上げの様子がアップされてるのだが、アニイが! アニイが来てたのか!(←ミーハーめ……)