よむきくたべるあるくみる きく別館

1994年から現在までのライブレポート。個人的な思い出。

BUCK-TICK FEST 2007 「ON PARADE」 横浜みなとみらい・新港埠頭特設野外ステージ

開演前

  • 台風も無事通過して、雲一つない青空。
  • なので日焼け対策はしっかりと。おかげで腕が少し焼けた程度で済んだ。
  • 12時半頃会場到着。リストバンド引換所でリストバンドを巻いてもらう(A-2ブロックは鮮やかな水色だった)。チケットにはスタンプを押されただけで、半券はもぎらなかった。あとチラシを全然配ってなかった。帰りにもなかった。
  • 物販や飲食ブースを横目に見るも、かなり混雑していたのでそのまま通過してブロックへ。長時間なんだからいつでも行けるだろ、と思ったのだがこれが間違っていた……。
  • 開演までは同行者や隣のブロックにいる友人などと喋って過ごす。ブロック内も空いていて楽。
  • 会場に横付けされた船が楽屋になっていたらしく。屋根付きのデッキに椅子やテーブルが並んでいて、開演直前にそこにB-Tメンバーが現れた。その後もちょくちょく出演者がそこにいて、昼の間は誰がいて何をしてるのかすごくよく見えた。今井さんが客に水のペットボトル投げたりしてた。

清春

  • 1時ぴったりに開演。
  • 1曲目「JUST ONE MORE KISS」。しょっぱなから櫻井さんも登場して、肩組んで一緒に歌ってた! この時のあっちゃんは酔ってた気がする。あっちゃん、ピンクのツアーTシャツが似合わない(笑)。
  • 2曲目「輪廻」(新曲)、3曲目「忘却の空」、4曲目「少年」。
  • トップバッターとして清春はすごく良かったと思う。青空は似合わないけど。

BALZAK

  • オリジナルを聞くのは初めてだったのだけど、かなりメタルっぽくてヘドバンしたくなった。すごく好きな感じ。
  • 「MOON LIGHT」も披露。オリジナル曲の中にあると「MOON LIGHT」がすごく異質。

RUNAWAY BOYS (kyo and nackie)

  • BALZAK終了後すぐに物販ブースの方にドリンクを買いに行ったら、並んでいる間にCOALTER OF THE DEEPERSが始まってしまった。
  • ので、音だけは聞こえたけど半分以上見てない。nackieが乙女ちっくデスボイスだと事前に同行者から聞いていたのだけど、まさにそうだった。すごい声が可愛い。
  • このままだとkyoちゃんが見れない! と思ったので、結局ドリンク買わずに戻って何とかセーフ。
  • 「MONSTER」すごくかっこよかった。kyoちゃん1曲だけなのがもったいない。

AGE of PUNK

  • 再度ドリンク購入に行っている間に始まってしまった。が、今回はAブロックとBブロックの間のドリンクコーナーにいたので、振り返るとちょっと見えた。2、3曲終わったところでやっとドリンク購入。
  • たかがペットボトルのドリンク買うのに何故こんなに手間取るんだ。もうちょっと売り方考えて欲しいなあ。
  • 最後に「PHYSICAL NEUROSE」。「夢叶えちゃっていいですかー!?」というASAKIちゃんのMCで今井さん乱入。ASAKIちゃんすごく嬉しそうだった。

ATTACK HOUS

  • ドリンク列で疲れた上に暑さがピークで、女子ボーカルの声が辛かった。あの手の声が駄目なんですスミマセン……。
  • ていうか女子メンバーがいることを初めて知った。
  • 「MY FUCKIN' VALENTINE」は楽しかった。
  • ちなみに同行者はこの時グッズを買いに行き、私はもう並ぶのが嫌だったのでパンフとライター(Jで必要なのに忘れたから)を頼んだのだが、ライターは売り切れだった。残念。
  • パンフはフェス特設サイトの内容をそのまま載せたような感じ。安くて小さいからまあいいか。

遠藤ミチロウ (M.J.Q)

  • かっこいい! スターリンだ!
  • 歌うというより叫ぶ感じ。働けー! とかプロレタリアートとか共産主義者とか。そういうものだと知ってはいたけれど、実際聞いたら思った以上にすごかった。
  • B-Tのカバーはやらなかった。が、最後の曲で今井さん登場。これはむしろ今井さんが嬉しかったんじゃないのかなあ。

THEATRE BROOK

  • ちょっと一息つける心地よい感じの音だけど、ロック。
  • B-T曲のカバーはなかったけれど、MCに「胎児」*1の歌詞が。「この空は青すぎる」とか言ってた。
  • まだ日射しは眩しいけれど、夕方になって少し涼しくなってきた中で聞くのにぴったりな音楽だった。

土屋昌巳

  • 出てきた瞬間一目惚れ。メイクばっちりで衣装もすごくてめちゃくちゃ好み! 襟の高いロングジャケットにフリルシャツって!
  • エフェクター(多分)が足下だけでなく譜面台の上にもあって、手でつまみを回したりしてて面白かった。
  • ベースがTOKIEさんだった。背中がセクシー。
  • 今日は雲一つない晴れだけど、台風の中頑張ってくれたスタッフに感謝します、と。だから今日はとっておきの衣装でやってきた、てなことを言った直後に「暑い! ……でもそんなの関係ねえ!」
  • B-T曲のカバーは無し。
  • 最後の1曲はメンバー退場して土屋さん1人で。曲の前にものすごく良いことを言っていたはずなのだけど、そのあとに言ったことがあまりにも可愛すぎて素敵なMCは記憶から飛びました。
  • 「最近気付いたことがあります。猫は言葉が分かります。……最近猫と暮らしてます(にっこり)」……何この可愛い人! きゃー。
  • ちなみにちょうどこの時夕日がビルの影に入って、ランドマークタワーやインターコンチがオレンジに輝いて綺麗だった。

abingdon boys school

  • この辺りからブロックが混み始める。スタッフの人が座ってる人を立たせたり前に詰めさせたりしてた。
  • 今日の制服(笑)は白い半袖シャツにアーガイル柄の入った白いベストにグレーのスラックス。
  • 西川さん眼鏡っ子再び(1曲目終わった時点で外したが)。
  • セットリストは、「ドレス」「STAY AWAY」「HOWLING」「INNOCENT SORROW」の4曲。
  • やっぱり「ドレス」がすごい。もう何度かライブで聞いてるけど、野外で聞くとまた違ってすごい。
  • オリジナル曲の間は結構煽ってた。
  • でもその車型お立ち台はどうかと思う……(外車の前の部分を切り取ったような形のお立ち台だった)。
  • 今日のドラムは誰だ? と思ったのだがよく分からず。どうやら長谷川さんだった様子(長谷川さんのサイトのスケジュール欄に書かれてた)。
  • MCでは、B-Tと事務所が一緒だった話など。「本当は僕の生い立ちから詳しく話したいんですが、持ち時間が25分なのでやめておきます。生い立ちで4時間、今後の展望で3時間」とか言って会場中の笑いをさらっていた。
  • 「すみません宣伝させてください。10/17にアルバムが出ます! デビューアルバムです!」とちゃっかり低姿勢で宣伝。がんばれ営業の西川君(笑)!

Rally

  • 結構これ目当ての人が多かった。
  • 最近全然GLAYを見てなかったのだけど(多分最後にライブを見たのは5、6年前)、HISASHIの変わらなさっぷりが素晴らしかった。ビジュアル系!
  • 1曲目が「悪の華」。
  • 2曲目以降も非常にノリやすい曲だなー、と思っていたら全部洋楽のコピーだったらしい。オリジナルないのか。
  • ラストの曲にMCUも参加。

J

  • 始まる前からJコールが起こってびびった。
  • セットリストは「break」「PYROMANIA」「ICONOCLASM」「Feel Your Braze」
  • ライター忘れたので「PYROMANIA」で点火できなかった。せっかく野外だったのに。悔しい。でも前の方でたくさん点いているのを眺めるのも綺麗で楽しかった。
  • 今日の煽り番長はJだと思った。「そんなもんじゃねえだろ横浜ー!」「そんなんじゃドレッシングルームの兄さんたちに聞こえねえよ!」
  • 何度も繰り返し言う「兄さんたち」て言葉が可笑しくてゲタゲタ笑ってしまった。
  • でもJの「ICONOCLASM」が生で聞けて嬉しかった。
  • スクリーンに映し出されるJの顔が何かちょっと丸い感じがして、最近スクリーン越しに見ないから違う風に見えるのかな、とか思ってたのだが、もしかしてあれは酒でむくんでたのか?
  • たった4曲だったけど飛んだりはねたりして楽しかった。
  • 久々にJを見た友人が「Jってあんなに格好良かった?!」と言ってくれて満足。

MCU

  • DJとMCU二人だけで登場。ステージ上には既にB-Tの楽器がセットされていた。
  • 2曲やったのだが、曲と曲の間に「ROMANCE」の出だしにラップを乗せる、てことをやってた。
  • 面白いけどやはり私はヒップホップ系は苦手らしい。

KEN ISHII

  • MCUからほとんど間を置かず登場(多分DJ卓はそのまま使用)。
  • こういうの好き。うまく踊れないけど。長く続くとちょっと飽きるけど。
  • スクリーンに手の動きがアップで映っていて、それを見てたら、DJ卓って楽器なんだなー、と思った。

BUCK-TICK

  • KEN ISHIIのプレイが続く中、メンバー登場。
  • KEN ISHIIも交えて、1曲目「Baby, I want you」。もともとダンスチューンだけど更にかっこいいダンスチューンに!
  • でも櫻井さんの衣装はちょっといただけない……。ベージュのパンツの上に同色のスカート(状のもの)だったので、一瞬生足でスカートだけ履いてるのかと思った……。しかもヒョウ柄のストールを真知子巻き……。
  • そのあとのセットリストは、「RENDEZVOUS 〜ランデヴー〜」「Alice in Wonder Underground」「ROMANCE」「DIABOLO」「夢魔 -The Nightmare」。
  • ふと船を見たら1人ものすごいノリノリな人がいた。船からは野太い声援も上がってた。
  • RENDEZVOUS」と「Alice〜」、私はライブで聞くのが初めてだった。「RENDEZVOUS」はCDで聞いた時は甘すぎると思ったけれど、ライブで聞いたらすーっと入ってきてすごく良い曲だと思った。
  • 「DIABOLO」はすごくフェスに合う! 今までちょっと苦手な曲だったけど、フェスにはぴったりだ。
  • 夢魔」で手を挙げながら、観覧車からこれ見たら何の宗教に見えるだろうと思って可笑しかった。でも野外に似合うなーこの曲。すごく広がって行く感じがする。
  • アンコール待ちの間、Jファンが妙な掛け声を……。他のファンの人に「コイツら空気読めてねえ」とか思われたかも……。あああ。
  • 時間がないせいかすぐにアンコール。
  • ユータ可愛い!
  • アンコールは2曲。「スピード」と「JUPITER」。
  • 「スピード」にはMCUが参加してラップ入れてた。
  • あっちゃんが全出演者の名前(バンド名)を挙げて「ありがとう」と言ってたのだが、absが高校になってた。「abingdon boys high school」って(笑)。
  • 「JUPITER」はほんとにほんとに美しかった。
  • 歌い終わって、あっちゃんがお辞儀して、あれ? 耳ふさいでる? と思ったらステージから特効火花がドーン! そして背後の海から花火が!
  • はけていくステージのメンバーを見るべきか、背後の花火を見るべきか迷ってきょろきょろしてしまった。
  • 花火は思ったより長く続いた。最後に連発して終了。
  • 予定通り9時に終演。

終演後&まとめ

  • 自由退場だったので当然通路がすぐ混雑し、少し空くまで待っていたら早く出ろと言われた。無理だ。結局会場を出るまで30分くらいかかった。
  • 出口の門のところにメッセージが投影されていた。「心からありがとう」「愛してるぜBaby」……なかなか粋な計らいで嬉しい。
  • が! それを携帯で撮ろうとする人が立ち止まって余計混雑してた。終演後の物販列もそこにあるし。もうちょっと考えてくれ。
  • とか悪態つきながら馬鹿話しながら横浜まで歩いて帰った。
  • こういう長時間の野外フェスに行ったのは初めてだったけど、自分の体力が結構保つことに驚いた。
  • 全出演者を立って見て、勿論目当てのバンドではとんだりはねたり踊ったりして、しかも家を出てから帰るまで12時間全く食べてないのに平気って、どれだけ体力あるんだ31歳。
  • まあ暑かったとは言え風が涼しかったし、水分はちゃんと500mlペットボトル2本分摂取したけど(そういやトイレも12時間行ってない。全部汗で出たらしい)
  • もう30過ぎたし野外フェスは体力保つかなー、とかいう心配は自分に関しては不要らしいです(笑)。
  • そういや今日の様子はCSで放送されるらしい。そのせいなのかカメラワークがすごく良かった。
  • あと野外にしては音が良かった気がする。風が強かったので音が流されて聞き取り辛い時はあったけど、私が行ったことのある特設会場ライブの中では一番まともだったと思う(会場があまり広くないせいもあるだろうけど)。
  • しかし、他のフェスがどうなのか知らないけど、ドリンクの売り方と人の誘導の仕方はもう少しどうにかして欲しいと思った。
  • でもあの台風の直後にこれだけの設営をしたのはすごい。スタッフさんありがとう。
  • 太陽が似合わない人ばかりの野外フェス(笑)、ものすごく楽しかったです。

*1:櫻井敦司ソロ曲。THEATRE BROOK佐藤タイジの作曲。詞は櫻井敦司